チャイルドトレーナーみゆきと赤ちゃん
赤ちゃんの視線の先に
こんにちは、チャイルドトレーナーみゆきです。
今回は、赤ちゃんの視線についてお話したいと思います。
赤ちゃんは私たちの気持ちを汲み取るのが上手です。
スキンシップの時の肌と肌の触れ合いや、自分を見ている視線、お母さんやお父さんの声の大きさや音からちょっといつもと違うとじーっとみたり、泣き出したり。
赤ちゃんって本当に不思議な出来事を運んできてくれますよね。
不思議な出来事といえば、時折、赤ちゃんがそこには何もないはずなのに、視線で追っていることはありませんか?
もにょもにょと話しをしているかのように私たちに笑顔を向けたり怒ったり、なんてことに遭遇したことはありませんでしょうか?
みゆきもチャイルドトレーナーとして活動し始めた時に、じーっと見られて笑われる体験を沢山してきました。
実はこれにも意味があると言われていて、この赤ちゃんの視線から、お母さんや赤ちゃんとのコミュニケーションが始まったという体験は多いです。
赤ちゃんの視力は発達段階にあり、ボヤっとしている状態です
そのため、赤ちゃんは何が何なのか分かっていません。
これは発達の過程上、いろんな物を確認して一つずつ形や色などを認識していきます。
視力の発達は、生後何か月なのかによって、変わってきます。
後追いをするようになるのは形や色が徐々にはっきりし始める生後2か月~3か月くらい。
2か月~6ヵ月までの間にグンと視力の発達が起こります。
この頃には、お母さんやお父さんの顔も徐々に認識し始めて、目で追ったり、お母さんの顔をみるだけで笑ったり、泣き止んだりするようになります。
この時期に赤ちゃんの目をみてコミュニケーションを取っていくことが大切になってくるんですね。
さらに6ヵ月を超えてくると、視覚と聴覚の連動ができるようになります。
声のする方に顔を向けたり、視線を変えたり、何か話をし始めたり。
さまざまな事が起こります。
赤ちゃんは一番お母さんやお父さんを観察しています。
だからこそ、不思議と空気を読んでいるかのように泣いたり笑ったり、時には話をしたり、なんてことをするんです。
表現はさまざまですが、赤ちゃんからのメッセージが発せられている訳ですね。
視覚の発達が一番盛んになるのは、この生後2ヵ月~1年6ヵ月にかけてと言われています。
また、視力の発達は6~8歳で大人と同じレベルまでになります。
赤ちゃんは一つずつの成長でコミュニケーションを取っていきます。
目が見えてくることで、得られる情報は沢山です。
赤ちゃんはそれを一つ一つ日々の成長の中で高めていくんです。
こうやって考えると、赤ちゃんの一つ一つの行動や発達への関心がわきますね。
これはまだほんの一部。そして断片です。
これから、また少しずつ、赤ちゃんの発達と不思議な行動を繋げてお伝えしてければと思います。
この記事へのコメントはありません。